肺炎球菌ワクチンで肺炎は少なくなりますか?

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結論

 健康な成人に23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(PPV23)を接種すると、プラセボまたは他のワクチン接種や接種なしに比べて、すべての病原体による肺炎の発症が少なく、予防効果がみられました。

効果

 すべての病原体による肺炎の発症(7研究、156,010人)については、ワクチン接種群は接種なし群に比べて13%少ない(相対危険 0.87、95%信頼区間 0.76, 0.98)という結果でした。

 これは1,000人に接種すると肺炎の発症が1人少ないという効果です。

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 総死亡(5研究、3,238人)については、ワクチン接種群は接種なし群とほぼ同等(相対危険 1.04、95%信頼区間 0.87, 1.24)という結果でした。

記載なし 

文献

メタ分析(Diao, 2016年) *1

 

*1:Diao WQ, Shen N, Yu PX, Liu BB, He B. Efficacy of 23-valent pneumococcal polysaccharide vaccine in preventing community-acquired pneumonia among immunocompetent adults: A systematic review and meta-analysis of randomized trials. Vaccine. 2016 Mar 18;34(13):1496-503. doi: 10.1016/j.vaccine.2016.02.023. Epub 2016 Feb 17. Review. PubMed PMID: 26899376.