ワクチンで肝細胞癌は予防できますか?

 
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結論

 小児期にB型肝炎ウイルスワクチンを接種すると、接種なしに比べて、小児期の肝細胞癌の発症は少なく、予防効果がみられました。

 

効果

 6-19歳での肝細胞癌の発症は、B型肝炎ウイルスワクチン導入 *1 前 444人(78,496,406人年)に対し、導入後 64人(37,709,304人年)。

 ワクチン導入後で発症が69%少ない(オッズ比 0.31)という結果でした。

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 検討されていません。 

 

文献

観察研究(Chang, 2009年) *2

 

*1:台湾での予防接種プログラム

*2:Chang MH, You SL, Chen CJ, Liu CJ, Lee CM, Lin SM, Chu HC, Wu TC, Yang SS, Kuo HS, Chen DS; Taiwan Hepatoma Study Group. Decreased incidence of hepatocellular carcinoma in hepatitis B vaccinees: a 20-year follow-up study. J Natl Cancer Inst. 2009 Oct 7;101(19):1348-55. doi: 10.1093/jnci/djp288. Epub 2009 Sep 16. PubMed PMID: 19759364.